釜飯仲間

第67回 釜飯仲間・おこげのお話

2014.6.1
神奈川・緑の劇場

6月22日(日)の夕方6時~8時半に神奈川野菜の食事会を催します。

いつものように野菜たっぷり。だけど、素材の持ち味を、もっと引き出して、体にも心にも染み渡るような食事を提供してみたいなあ、と思うのです。

そう思うのも、周りにそういう食事を提供できるプロが次々と生まれ育っているからです。

せっかく、良い素材は、生産者から提供していただけているのですからね。

かと言って、筆者が頑張っても、まあ、そこそこが精一杯でしょうから、食事会は、一部は作りたい人の時間。二部が食べたい人の時間、というかたちを定着できないものか、と思うのです。

幸い、それぞれに素敵な仲間がいます。いろいろ相談したいです。

畑仕事についても思います。いろいろな考え方、関わり方があっても良いだろうけれど、コーディネートする担い手は必要で、その人の考え方に大きく左右されるのはやむを得ないと思います。

筆者は、「生産者と消費者が手をつなぐ会」の事務局を担当した当時から、何より畑に消費者が生産者を訪ねること、可能な限り農作業をさせていただくこと。(許される範囲の足手まといを生産者にお願いしても。)

そして、生産者と相談して、最終的には、生産者の意向に沿うようにする、ということが大切だと考え、今もそう思っています。

筆者は、消費者と生産者は、全く立場が違うと考えています。違いを認識して、その上でどう共同できるのか、と思うのです。

畑に生産者を訪ね、農作業をさせていただき、「里山」の恵みを堪能し、食事会に活かす。個々の暮らしに活かす。

そんな活動を、またはじめたい、と思うのです。

※筆者は、ここでは消費者という言葉を使いましたが、使いたくないと思っています。消費者はエンドユーザー。活用者・利用者と表現して、生産のサイクルに居ることを意識したいと思います。

※ここでは、生産者と表現しました。筆者は、農家さんと言う表現には、強い抵抗、嫌悪感を持っています。ま、そのことは、いずれ。

(おもろ童子・2014年5月31日)